2023.7.26

公益財団法人B

公益認定手続き

法人概要

設立者の前職は、中小企業の創業者です。脱サラ後して起業され、その会社を超優良企業に育て上げられました。最近、経営権を売却され、その売却したお金と退職金とで、一般財団法人を設立されました。
弊社が相談を受ける前、公益認定のことを聞きに、行政庁に相談に行ったところ、複雑な制度の説明をされ、別の専門家に相談するも、話がなかなか進みませんでした。
あまりの制度の複雑さに、一時期は、公益認定を受けることをあきらめて、一般法人のままで運営しようと思っておられました。たまたま私とご縁をいただき、公益認定を受けるメリット、デメリットについて話をさせていただいたところ、公益財団に移行されることを選択されました。
そして、公益認定の手続きを、弊社でお手伝いさせていただきました。

普段のお手伝い

法人設立から、公益認定の手続き、その後の運営サポートまで、お手伝いさせていただく予定です。
会計ソフトの選定、税務対応(税理士法人KTリライアンスが行います)、会計上の質問対応、行政庁への書類提出代行、諸規程の整備、収支予算書作成支援、決算書作成支援、理事会・評議員会等の運営支援、行政庁の調査への同席等々、日常業務の支援の一切を、させていただいております。

公益法人の手続きの難しさ

設立された方は、これまでずっと、個人的に、福祉施設などに寄付を続けてこられたとのことです。財産を拠出して財団法人を設立、運営していこうという計画を聞き、私も是非お手伝いしたいと思いました。
公益法人の法務・会計はややこしいので、その部分は弊社がお手伝いして、公益事業本業に専念してもらうことを考えております。
公益認定を受けると、いろんな税制上の優遇規程があります。しかしながら、手続き、事務作業がものすごく煩雑です。多数の法人の手続きのお手伝いをしている弊社の職員でも、知らないことがたくさんあります。
でも、公益に移行するメリットは大きいですから、そのややこしい、法務・税務・会計の面倒な部分をお任せいただき、本来の公益目的事業に専念していただきたいと思っております。
その法人様が社会の役に立っているところを見ると、本当に嬉しく思います。

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